其の壱(カラー編)、其の弍(モノクロ編)からだいぶ間が空いてしまいましたが、今回は購入した理由や使用感などをお伝えできればと思いますので、よろしくお願いします。

購入した理由
まずはNOKTON 23mm F1.2 Aspherical SC X-mount ~MapCamera 30th Edition~を購入した理由から。
絞りとフォーカスリングのローレットがアヤメ調に変更になったり、レンズフードが形状が変更(ちりめん加工)になったりとデザインがかっこよくなったと言うのも少なからずありますが、
・私がフルサイズ換算35mmが一番好きな焦点距離だから
・コーティングがMCからSCに変更になった
と言うのが、購入に至った大きな理由です。
が、1番の理由は「限定」だったからかもしれないですね。
本家のコシナ社からSCモデルが通常モデルとして販売される様になれば良いのですが、そうでないと欲しくなった時に買えなくて、買っておけばよかったと後悔するので…
造りと操作感
コシナのレンズはX-mountとVM-mountのものしか使ったことがありませんが、レンズ全体のビルドクオリティが高く、金属の質感がよく触った時の感触が素晴らしいです。
加えて、フォーカスリングを回した時のシットリとした感触も素晴らしく、さすがコシナだなと言う感じでした!
欲を言うと、レンズ根本にも刻みが入っている(レンズ着脱時に引っ掛かりを持たせるため?)のですが、そこはリングカットになっているのでここもアヤメ調のカットだと統一感出てよかったのかなと思いました。
幅が狭いので、スペースの問題で難しかったのかなとは思いますが…
OVF/ERF使用時のケラレ
NOKTON 23mm F1.2 Aspherical SC X-mount ~MapCamera 30th Edition~を購入した人の中にはX-Proシリーズと組み合わせて使ってみたくなった人もいるかと思いましたので、参考にX-Pro3でOVF(約0.52倍)/ERF使った時にどうなるか写真載せておきます。
X-Pro1(約0.37倍)、X-Pro2(約0.36倍)なので、見え方は変わってくると思うので、あくまで参考程度に。

5000万画素 35mm版換算12mm相当 F1.68

5000万画素 35mm版換算12mm相当 F1.68
描写
いつも通り、写りを語れるほどレンズの知識もありませんし、他のレンズと比較できるほどそれぞれを使い込んでいるわけではないので、アップした写真を見て色々と感じていただけばと思いますが、1つコメントすると、SCになったことで、NOKTON 35mm F1.2 X-mountと同じ様に絞り開放近くで滲みやフレアが出せるんじゃないかと期待して買うと、あれ?ってなるかなと思います。
何枚か写真を載せますので、ご覧ください。
今回も、PhotoShopで一部アップできる様にサイズを小さくしているものと露出を少しイジっていますが、RAWからではなくJPEGでやっているのでフィルムシミュレーションとしてはFUJIFILMのオリジナルだと思います。

SS:1/160, F:2.8, ISO:500

SS:1/160, F:2.8, ISO:320

SS:1/10, F:16, ISO:420

SS:1/280, F:16, ISO:320

SS:1/500, F:1.2, ISO:400

SS:1/680, F:1.2, ISO:320

SS:1/30, F:2, ISO:3200

SS:1/680, F:1.2, ISO:160

SS:1/300, F:1.2, ISO:320

SS:1/32000, F:1.2, ISO:160
終わりに
今回も長い駄文に最後までお付き合いいただきありがとうございました。
発売開始後もしばらくは販売されていましたが、今は売り切れになってしまっているようです。
どうしても欲しいとなった場合、中古出てくるのを待つかコシナ社からSCモデルが出てくるのを待つしかないので、このブログを読んでも購入時の参考になることはほとんどないのかなと思いますが、どこかの誰かの参考になれば幸いです。
それでは、また。
追伸
Mapcamera、コシナ、富士フィルムの対談の動画は本当に面白いで、まだ見たことがない方はぜひ!